Q.
面接を受けたのですが、募集内容と違う労働条件を提示されました。
労働条件が劣悪な会社を見分ける方法はないのでしょうか。
A.
雇用開発センターからの回答はココをクリック
企業の実態は中々見えないものです。出来る範囲で企業を判断するポイントを列記しますので、参考にしてください。
(1)応募前に求人広告、求人票等でチェック出来ること
・従業員の割に募集人員がやたら多い(離職率が高い可能性があります)
・給与の例が一般から比べて高い(歩合の割合が高い可能性があります)
・職務内容が明確でなく、どんな仕事をするのか分からない(当初提示の配属先・職種が異なる場合があります)
・職種表記名に注意(「マーケティングアドバイザー」「セールスコーディネーター」「○○コンサルタント」等の一見感じのよさそうな職種に見えますが実際は「販売員」「営業員」の場合が多い)
・勤務時間は就業規則に定められた所定労働時間で、実際の勤務時間はほとんど分かりません。残業なしとの表記があっても現実はサービス残業の場合があります
(2)面接時に注意すべきこと
・会社の事務所以外の場所での面接
・事務所訪問時の受付等職員の対応がよくない
・事務所内が整理整頓されていない
・面接官が質問に対して、明確に答えない、はぐらかす
・条件を中々提示してくれない
(3)面接時に確認すべきこと
・月の平均残業時間
・勤務地(転勤の可能性等)
・休日の解釈(完全週休二日制と週休二日制 月の中で1週でも2日の休みがあれば、週休二日制という場合がある)
・給与(固定給という表記の場合、その内訳を確認したほうがいいです。各種手当て込みかどうか、また営業職であれば報奨金やインセンティブを含むかどうか等)
(4)もし労働条件が著しく異なる場合の相談窓口
・ハローワーク(ハローワーク経由で応募した場合)
・求人広告の読者相談室、お問い合わせ(求人広告経由で応募した場合)