定年退職

定年退職とは、会社の定める年齢で自動的に労働者との雇用関係を終了する「定年制」による退職のことです。定年の年齢は60歳以上と法律によって規定されていますが、現在では65歳までの定年延長や再雇用・継続雇用制度の導入、定年制の廃止のいずれかの措置を講じることが会社に義務付けられています。

では、定年を迎えたら、あなたはどうしますか?自分のキャリア、つまり今までの仕事で培ってきた専門知識や熟練技能を活かすべく「勤務延長制度」や「再雇用制度」を利用できる場合はそのまま仕事を続ける。あるいは、再就職や自分で起業という選択もあります。また、地方に引っ越して新たに就業したり(I、Uターンなど)、ボランティアとしてさまざまな分野や地域で社会貢献することも選択肢のひとつです。もちろん、趣味を活かした生活を送ることもできるでしょう。

いずれにしても、健康で生きがいのある生活を継続・実現していくことが、定年後の人生設計の大きなテーマとなります。そのためには、収入や支出など定年後の生活環境を事前検証して、どうすべきか考えておく必要があります。特に、仕事キャリアを活かして後進の指導にあたったり、自ら起業して雇用を創出したり、またボランティアとしてコミュニティに貢献したりしながら積極的に社会参加していくことは、社会の活性化にもつながりますので、充実したセカンドライフの送り方として一考の価値があります。当サイト内には、再就職からボランティア登録、そして生涯学習まで、定年後のセカンドライフに関するヒントが満載されていますので、是非関連ページを参照してください。

また、定年退職後は、年金や雇用保険(失業保険)、健康保険、税金などの申請や支払いを自分で行う必要があります。これらについても関連ページを参照してください。

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